下郷町立楢原小学校から講師依頼がありました

6学年理科「大地のつくり」の単元学習の一環として、11月17日(火)に楢原小学校の2Fミィーティングルームで22人の小学生達と地学の勉強をしてきました。
講師として弊社から齊藤参与が出席しました。授業の様子はテレビ会議システムを使って町内小中学校及び町教育委員会、南会津教育事務所へ配信されました。

image2下郷町立楢原小学校全景。
白い屋根は体育館で耐震工事中です。
地質調査は弊社で行いました。
image1下郷町立楢原小学校の校章です。
弊社代表の大塚の母校でもあります。
40年前に卒業いたしました。

小学生達は、教頭先生の指導のもとで6班に分かれて勉強していました。1~5班が町内の鶴ヶ池地区の造成地で切土斜面の大露頭を観察し、6班だけが塔のへつりを野外学習していました。
その結果をまとめて各班の代表が上手に説明してくれました。

image4授業の様子。教頭先生が説明しています。
image33班の代表者が発表しています。

1~5班は、降下火砕堆積物(火山灰)が堆積している切土面の観察です。サンプルも採取しています。ルーペでサンプルを見ましたが確かに火山灰です。
堆積環境について説明が足りない様に思えたので、『地域地質研究報告 田島地域の地質 平成11年 地質調査所』の既往資料より、火山灰は約22万年前の堆積物で、風成堆積物と湖成堆積物の両方が分布していることを話しました。
また、火山灰の下の層は、大小角ばった礫や粘土などが混じった『岩屑なだれ堆積物』であることも説明しました。理解してくれた様です。

6班は、下郷町の観光の景勝地である『塔のへつり』を観察していました。
塔のへつり層は湖成堆積物の礫岩・砂岩・シルト岩及びデイサイト質の凝灰岩類がほぼ水平に堆積しているのですが、時間が足りなくて小学生達に良く教えられたか心配です。

image6テレビ画面で火山灰の堆積の様子を説明しています。
image5遠藤秀さんが採取したボーリングコアを子供達が見ている様子です。
参与はダイヤモンドビットを持って子供達に説明しています。

小学生達の発表が終わると、教頭先生から子供たちが生活している下郷町はどのようなところなのか説明してほしいと要望がありましたので、昔は活発に噴火していた火口で、今は成岡カルデラと塔のへつりカルデラの中であることを話しました。小学生達はカルデラという用語を知っていましたので驚きました。

授業の最後に、今学校で勉強している科目は将来必ず役に立つので、いっぱい勉強するように伝えて参りました。6年生の澄んだ瞳は最高でした。
弊社大塚代表が小学生だった頃の秘話を子供たちに話している姿も掲載したかったのですが、大塚代表が撮影担当だったので申訳ありませんがその写真はありません。

今回、講師派遣で弊社を選んでいただいたことは誠に光栄でした。今後も何らかの形で地域貢献できたら幸いです。

C.I 2