維持管理分野

トンネルには道路トンネルや、
道路トンネル

鉄道トンネルなどがあります。
鉄道トンネル

トンネル覆工コンクリートには、建設後の経過年数に応じて色々な状況が見られます。
建設後10年程度経過した覆工コンクリートの状況です。

10年経過壁面

一部に亀裂と湧水が見られます。
次は、建設後40年程度経過した状況です。

40年経過1

亀裂から多くの湧水が見られ、遊離石灰が析出しております。
これまでは、こうした劣化現象を目視スケッチ図にまとめておりました。

亀裂スケッチ

チョークによるマーキングとひび割れの開き間隔を目測(クラックゲージ等で計測)し、記録しておりました。
これまでは、その記録を、Crack Draw21(R)で整理する方法で実施してきましたが、以下の新手法を導入することで、「安く」「早く」「正確に」変状展開図が作成出来る様になりました。
システム名称は、
連続画像変状展開図作成支援システム
Crack Draw21(R)+ビデオスキャンによる連続画像と呼んでおります。

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ここからは、本システムを用いた実際の作業を、順を追って説明致します。
ビデオ撮影の架台をトラックの荷台に組み立てます。

ビデオ撮影架台

架台に照明のライトとビデオカメラをセットします。

ビデオと照明設置

トンネル坑内で画像の確認や、照明のムラなどの無いように微調整を行います。

微調整

調整が済みますと、撮影に入ります。

低速走行撮影1

低速走行による撮影状況です。

低速走行撮影2

最近は高速走行も可能となりました。時速50Kmでの撮影例です。後続車両が一緒に写っていることで規制の無いことが分かります。

高速走行撮影

撮影は、片側ずつ行い、往復の撮影で終了となります。
こうして撮影された動画から精度良く静止画像を自動処理で抜き出し、トンネル断面に合わせて合成画像を生成致します。
Crack Draw21(R)に持ち込むことで、3D表示が可能となります。

CD21-1

ウォークスルーも可能です。

CD21-2

左側側壁を主体的に見ることも可能です。

CD21-3

トンネルクラウンで完全に切り離して、片側の壁面のみを正面から見ることも可能です。

CD21-4

この状態で、3Dで見ることもできます。

CD21-5

勿論、トンネル天端(クラウン)を見上げることも出来ます。

CD21-6

以上のように、リアルなトンネル覆工コンクリートと変状を併せて表示出来ますし、変状のみも表示出来ます。
2Dで示しますと、以下の通りです。

CD21-7

3Dと同時に見ることも出来ます。

CD21-8

変状の統計的な整理も自動計算により表示出来、エクセルファイルにて吐き出すことも可能です。

CD21-10

本システムの特徴を以下に示しました。

その1

その2

その3