紅葉シーズンの裏磐梯

立冬も近づき、県内では紅葉シーズン真っ只中です。
というわけで、ドライブがてら裏磐梯まで行ってきました。

会津若松市内からだと車で約1時間。険しい山道を過ぎると、道の駅裏磐梯やリゾートホテル群が見えてきます。

(道の駅裏磐梯からの紅葉。くすんでまだらにみえますが・・実際はもっときれいです。)

紅葉シーズンの裏磐梯

私が向かったのはそのもう少し先、諸橋近代美術館です。

諸橋近代美術館

郡山市に本社がある、ゼビオの創設者のコレクションを基に作られたそうです。
かの有名なサルバトール・ダリの作品が常設展示されています。(絵画・彫刻・版画)

ダリと言えば、溶けているかのような時計の彫刻がよく知られていると思いますが、
あれはダリの夫人が食事の際に出したカマンベールチーズにインスピレーションを受けて作成したものだそうです。

面白いと思ったのは、「ミシュランの奴隷」という作品。
ミケランジェロの「瀕死の奴隷」を引用して作られたそうです。
タイヤに人がはまってしまっているのですが、タイトルが直球でなんだか笑ってしまいました。
当時の芸術家の苦しみを表現し、ミシュランのタイヤは社会の象徴として登場させたとのこと。

他にもシャガールやピカソらの作品も展示されています。(平成25年11月現在)
詳しくはHPをご覧ください。

http://dali.jp/

さて、五色沼や温泉など、まだまだ楽しめるところ満載の裏磐梯。
これから行く予定のある方は、暖かい服装でお出かけください。

E.G