毎年この時期になると、下郷町立楢原小学校で理科の授業の一環として、小学6年生を対象に地形や地質に関する授業を行っています。
今年は10/2と10/27の2回に分けて授業をさせていただきました。
10/2は下郷町内の地層が良く観察できる露頭斜面を見学し、地質調査の道具の紹介や石の種類について説明するとともに、この場所が100万年前は大河の川底であったことなどを紹介しました。
子供たちは100万年前の地層から石を拾ってきて、それがどんな岩盤から出来たものか調べていました。
10/27は教室での授業です。
地層見学会のまとめの発表を聞いて、皆さんが住んでいる楢原地区が大昔は火山の噴火口であったこと。
また、磐梯山の噴火や会津で起きた大地震について、災害がもたらした地形や地質と私たちの生活にどんな関連があるかを紹介する授業をしてきました。
発表では、感想や疑問がとても良くまとまっていたこと。また火山の噴火や地震についても、真剣に聞いて質問する子供達を見て、最近の小学6年生はすごいなと感心させられました。
C.G