橋の点検業務で、作業の効率化、安全管理を図る事を目的に「リモサポ」を使用しました。
「リモサポ」は、小型カメラと携帯端末によるウェアラブルカメラであり、遠隔で現場作業員の目線を共有するシステムです。介護や工場などにおける遠隔からのサポートの他、若手社員の教育など幅広く活用されています。
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橋の調査業務では、高所作業車のバケットに2名程で搭乗し橋の変状調査や部材寸法の計測を行います。バケット内は狭く、点検道具やカメラ・テストハンマー、チョークなど両手が塞がっている中、前回は点検資料を広げ一つずつ確認していました。
今回の調査では、現場にいる作業員は最低限の資料のみ持参し、サポーターから前回点検の変状情報や既存図面の情報をインカムで指示を受ける事で、無駄な作業を削減する事ができました。また、別々で作業する人員の作業状況をリアルタイムで把握する事で、全体の作業工程の管理および現場内の安全管理の向上を図ることができたと思います。
実際、着けている事を忘れる程で、またインカムは骨伝導のため周囲の音を遮断する事も無く、安全性にも優れたシステムと感じました。
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