韓国ウルサン市の訪問

平成25年5月23日~26日の間、NPO新潟水辺の会(山岸が会員)が韓国ウルサン市を訪問した報告です。新潟市は2002年のサッカーワールドカップ日韓共同開催のときに、地方開催都市の関係から友好交流都市として文化面を中心に交流が続いてきました。

ウルサン市はかつて10万人に満たなかった人口が、自動車、造船、石油化学などの工業化、近代化により発展し、現在は117万人を要する都市に発展しています。しかし工業化と都市化により河川環境が悪化した時期がありました。

1996年テファガン(大和江)で生物化学的酸素要求量(BOD)は1㍑当たり11.3㍉㌘でしたが、2011年には1.9㍉㌘に改善し川で泳げるまでにしたと云います。
その原動力は何であったのかを学びに蔚山を訪問しました。

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写真左)ソウルからウルサンまで350km、2時間のKTX高速鉄道の旅。
写真右)ウルサン市内中心部・片側6車線道路

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写真左)ウルサン市の中心部、ロータリー式の交差点
写真右)高速道路の建設現場 斬新な橋脚

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写真左)一般道路と河川を跨ぐ2連アーチ高速鉄道
写真右)テファガン公園への歩道橋(デザインに工夫が凝らされています。)

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写真左)テファガン公園の上流部には「渡し筏」(料金は無料)
写真右)テファガンBOD11.3から1.9に改善。両岸に水害防備林の竹林が残されています。

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写真左)竹林内はかぐや姫が現れそうな雰囲気
写真右)竹林と市街地の間に広大な花園

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ウルサン市長表敬訪問。意見交換に熱が入りました。