楢原小学校での授業

毎年この時期になると、下郷町立楢原小学校で理科の授業の一環として、小学6年生を対象に地形や地質に関する授業を行っています。今年は10/22と11/4の2回に分けて授業をさせていただきました。

10/22は下郷町内の地層が良く観察できる露頭斜面を見学し、地質調査の道具の紹介や石の種類について説明するとともに、この場所が100万年前は大河の川底であったこと。地層の縞模様がどうやって形作られたのかについて説明しました。子供たちは100万年前の地層から石を拾ってきて、それがどんな岩盤から出来たものか熱心に質問してきます。

11/4は教室での授業です。現地見学の結果について、班に分かれて発表をしてもらいました。岩石の成因や硬さ、どういった場所でどんな岩盤ができるかなど、よくまとまっていました。驚いたのは、発表がパソコンでパワーポイントというプレゼンテーションソフトを使って行われたことです。インターネットを使用して色々調べて、きれいなポスターが作られており、最近の小学6年生はすごいなと感心させられました。

C.G